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院長あいさつ
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病院長ごあいさつ
メディカルシティという名称は日本人にとってあまりなじみがありません。
「どうせならメディカルセンターの方がいいんじゃないですか?・・・・」
でも、われわれの理想は、医療スタッフと患者さんが同じ目線で毎日を過ごせる生活空間の創造でした。患者さん、人間くさいドクター、母親のようなナース、隣のお姉さんのような事務職員が普通に行き交い、お薬の臭いや、冷たく光る医療器具のイメージをなくして、そして月に何回かは食事制限のない自由が約束されれば、病院は都市になるはず。それがメディカルシティ。
この発想の原点は、バンコクのバムルンラード・インターナショナル病院を見たときの驚きにあります。病院の玄関から2階のバルコニーに登れば、そこには町が現れます。レストランやお土産の店が鮮やかな色どりとともに。
メディカルシティの未来。
まず、明るい待合室。健康食品のバザールや、医療情報を満載したDVDの販売機。屋上のテラスでは、患者さんと医療スタッフによる学習会。
メディカルシティは医療施設ですから、専門分野としての救急医療、がんの先端治療、呼吸器疾患や循環器疾患の治療、消化器の検査と治療、老人病の高度管理などに関する技術レベルは責任をもって維持されるべきです。そのための医療スタッフの確保や、医療機器の選定には特に配慮しました。
ウェルネスシティ都城に出現したメディカルシティは、都城市や医師会とともに市民の健康福祉の向上を目指します。皆様方のご支援をお願い申し上げます。
メディカルシティ東部病院 病院長
東 秀史
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