消化器内科
■診療日・担当医
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | 翁長 (検査優先) |
翁長 (検査優先) |
当番制 | |||
午後 | 翁長 | 翁長 | 翁長 | 翁長 |
※当日変更になる場合があります。初診の方は、お電話にてご確認の上、ご来院ください。
説明中の様子
私は2004年、都城市郡医師会病院に消化器内科を立ち上げました。その後3年間は都城、曽於郡地区の夜間の緊急内視鏡や胃癌などの治療内視鏡にたずさわってきました。鹿児島市医師会病院、岸和田徳州会病院での研修を経て、2007年5月 当院に消化器内科を立ち上げました。
私の専門は治療内視鏡です。食道、胃および大腸の良性腫瘍、悪性腫瘍の内視鏡治療(※)を行っています。
また消化管の出血性病変の止血術を行います。潰瘍性大腸炎、クローン病などの炎症性腸疾患は中等症、軽症の方を治療しています。食道静脈瘤の出血は結紮術にて止血します。
![]() 内視鏡中 |
![]() リカバリールーム |
ご紹介いただいた胃や大腸のポリープ、癌の方に対しては、他の科のドクターと十分に検討を行います。治療に関しては、患者さんの考えを聞いた上で、ガイドラインにそって最も適した治療法を選択します。
一方、検診での胃カメラ、大腸カメラも行っています。最新のシステムを使い、スタッフと一丸となり患者さんにわかりやすい説明を心掛けています。当院では苦しくないカメラ検査を第一に考えています。
便秘や下痢、胸やけ、おなかが張るなどの症状がある方、ピロリ菌に関しては、下の外来診療の案内をご覧ください。
内視鏡室のスタッフはすべて女性です。女性の方も安心して、お越し下さい。
~より楽に検査が受けられるように~
当院では注射による麻酔を用いて、胃カメラ、大腸カメラ検査を寝ている間に検査することができます。ただし、検査終了後は終日、車、バイク、自転車の運転はできません。送ってもらったり、公共交通機関、運転代行を利用していただきます。
- 内視鏡室に壁面装飾(ホスピタルアート)を導入しました。
- 新しい腸管洗浄剤「ピコプレップ」
大腸カメラの前に服用する飲みやすい下剤を採用しました。 - 飲み物の販売機設置
胃カメラ、大腸カメラの前に制限なく、飲み物を飲めるように工夫しています。
消化器センター長 翁長 正明
外来診療のご案内
当科では上記の内視鏡検査の他に、おつうじ外来、胸やけ外来、ピロリ菌外来、自費診療によるピロリ菌3次除菌(ペニシリンアレルギーの方の除菌)を木曜日・金曜日の午後2時から4時に行います(急患対応中、緊急の胃・大腸カメラ中はお待たせすることもございます)。
おつうじ外来
おつうじ外来について詳しくはこちらをご覧ください。
胸やけ外来
胸やけ外来について詳しくはこちらをご覧ください。
ピロリ菌外来
ヘリコバクター・ピロリ菌感染による慢性胃炎の除菌治療について詳しくはこちらをご覧ください。
自費診療によるピロリ菌の除菌治療
- ピロリ菌3次除菌を受ける方は、こちらをご覧ください。
- ペニシリンアレルギーの方でピロリ菌除菌を受ける方は、こちらをご覧ください。
尚、ご不明な点につきましては、消化器センターまで、お問い合せください。
※大腸ポリープ切除の判断について:
当院では ①10mmを超える大きなポリープ ②小さくても癌を疑うポリープ の方を2泊3日の入院でポリープを切除しています。
6-9mm大の良性のポリープが1個ある方は、患者さんと話し、切除するか決めています。6-9mm大の良性のポリープが2個以上ある方は、基本的に切除していません。次回は1年後、その次は3年後と観察期間を徐々に伸ばしながら、経過観察しています。
そのほうがきちんと経過がみれますし、10年、20年という期間で考えれば、毎年大腸カメラを受けて、数年毎にポリープ切除するより、医療費の総額はとても安く、病院を受診する時間も五分の一以下になると考えます。もし切除を強く希望される場合は、同時にたくさんのポリープを切ることはできないこと、また合併症などの問題を理解していただいた上で対応しています。
【症例紹介】
当院での診療も12年目となりました。いくつか興味深い症例や色々考えながら診療にたずさわっている様子を紹介していきたいと思います。
2019年4月 メディカルシティ東部病院 消化器内科