宮崎県都城市 メディカルシティ東部病院

メディカルシティ東部病院


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リハビリテーション部

当部署には、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士がそれぞれ所属しています。

発症・受傷後からICU(急性期)→ 一般病棟(急性期~回復期)→ 療養病棟(維持期)において早期離床や二次的障害の予防など、治療に積極的に取り組んでいます。

入院後はスムーズに退院していただけるよう、早期から多職種(医師・看護師・ソーシャルワーカー等)と連携・計画を図り、必要な際には退院前に在宅訪問し、住宅改修や動作方法などのアドバイスを行っています。又、退院後も外来でのリハビリが可能です。

尚、令和2年7月より循環器疾患の患者様を対象に1日も早い社会復帰や疾患の再発・悪化予防を目的とした『心臓リハビリテーション(心リハ)』を開設いたしました。心リハのみでなく、運動器疾患や脳血管疾患、呼吸器疾患等の患者様を対象にしたリハビリテーションも実施していますので、詳しくはお問合せください。

心臓リハビリテーション(心リハ)
開設しました

心臓リハビリテーション(心リハ)とは?

循環器疾患をもつ患者様のスムーズな社会復帰や疾患の再発・悪化予防のためには有酸素運動などの運動療法を行いながら、危険因子の改善を目的とした食事指導・服薬指導・禁煙指導といった生活指導が重要です。心臓リハビリテーションでは医師・理学療法士・看護師・栄養士など多職種にわたる医療チームが患者様ひとりひとりにあったサポートを行っていきます。

メディカルシティ東部病院 リハビリテーション

心臓リハビリテーションの効果は?

  • 運動能力があがり、日常生活が楽になる
  • 狭心症発作や心不全症状が軽くなる
  • 悪玉コレステロールや血糖値が下がる
  • 禁煙指導
  • 病気に対する不安が軽減

心臓リハビリテーションの特徴は?

  • 医師による心肺運動負荷試験の結果をもとに決められる、安全で効果的な運動強度での運動
  • 医師・看護師・薬剤師・栄養士など、専門分野ごとに行われる分かりやすい患者教育・生活指導
  • 理学療法士による、運動プログラム作成と実施
  • 家でも続けられる運動の提案

心肺運動負荷試験とは?

トレッドミルや自転車エルゴメータを用いて、運動中の心電図計測で狭心症や心筋梗塞などの心疾患の有無や程度を、血圧測定にて高血圧の有無を判定し心臓の機能を評価します。同様に呼気ガス分析から肺機能や末梢の代謝などを評価します。これらから心臓、肺、筋肉を含めた予備能を評価し、心不全の程度や、運動療法を行う際に心臓に負担をかけずに安心して行える運動の強さがわかる検査です。

〇 何がわかるのか?
運動をして心臓に負荷をかけることで現れる胸痛・動悸・息切れなどの症状を再現し、その時の心電図や血圧などの変化をみることで、狭心症や不整脈の診断を行う検査です。
〇 検査時に注意することは?
心電図の電極を装着するため、皮脂・角質を消毒用アルコールでふき取ります。消毒用アルコールでかぶれる方は事前にお知らせ下さい。運動しやすい服装(和装、ワンピース、タイトスカート、細身のズボンなどは不可)でお越しください。検査時、極端な空腹状態は避けてください。検査前に食事をされる方は1時間前までに軽く済ませて下さい。
〇 検査時間は?
約30分です。

メディカルシティ東部病院 リハビリテーション

対象となる循環器疾患は?

  • 急性心筋梗塞
  • 狭心症
  • 大血管疾患(大動脈解離・解離性大動脈瘤・大血管術後)
  • 慢性心不全
  • 末梢動脈閉塞性疾患
  • その他

心臓病なのに運動しても危険はない?

全く危険がないわけではありませんが、医師による運動負荷試験(心肺運動負荷試験)を行い、安全性の高い運動強度を決定し、その処方に沿った運動を行います。

また、運動中も理学療法士・看護師といった専門医療スタッフがいるところで、心電図や血圧の状態をチェックしているので、危険な心事故を防ぐことができます。


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