循環器内科
■診療日・担当医
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | 小林 | 小林 | 小林 | 小林 | 花田 | 当番制 |
午後 | 小林 | 小林 | 小林 |
※当日変更になる場合があります。初診の方は、お電話にてご確認の上、ご来院ください。
当院循環器内科は平成21年4月よりスタートしました。
診療の柱は動脈硬化予防と心不全管理です。肺炎を始めとする熱性疾患や消化器症状、その他の症状を有する心機能の低下した病態の管理を軽症例からICU管理を必要とする重症例まで幅広く診療致しております。
動脈硬化は生活習慣病すなわち肥満、高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙により発症進展して行くことは周知の事実です。細やかな薬物調整はもとより、禁煙外来、栄養指導も含めて総合的に予防、管理を行っております。
動脈硬化が進展すると心筋梗塞を始めとする虚血性心疾患、脳梗塞脳出血などの脳血管障害、最悪の場合下肢切断となることもある慢性閉塞性動脈硬化症などを発症します。すでに四肢血圧測定、超音波血管エコー、トレッドミル運動負荷試験などにて診断してきましたが、平成22年春より64列MDCT、3T-MRI導入によりさらに冠動脈の形態および動脈硬化巣の質的評価も行っていきます。通常の冠動脈造影にて捉えきれない動脈硬化巣の評価を行い、厳格な動脈硬化予防、梗塞予防を行っていきます。
不幸にして心不全となった場合、高濃度酸素投与や非侵襲的人工呼吸を中心とした呼吸管理により薬剤調整、リハビリまで行っております。平成22年春よりICU、HCUが新棟に完成し、さらに充実した管理を行っていきます。
副院長 循環器内科部長 小林 浩二