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患者様へのお知らせ
都城市・三股町胃がん検診の -鎮静薬に関する説明-
都城市・三股町の胃カメラを使用した胃癌検診が令和元年6月1日から始まりました。
この胃がん検診では鎮静薬(麻酔薬)を注射して検査を受けることができません*。
当院では胃癌検診は「口」からカメラを挿入します。のどを麻酔しますが、胃カメラを挿入した時に「のど」に違和感を感じて、きつくなり検査を受けられないことがあります。
その場合は鎮静薬を注射して検査を受けた方が良いと思います。その場合 胃がん検診ではなく、保険診療(一般的な外来診療)となります。
この胃癌検診では自己負担金が4,300円になります。しかし鎮静薬を使用した保険診療では、その日お支払いただくのが3割負担の方で4,800円程度です、これは胃癌検診で支払う額より、500円程高くなります。まれに細胞の検査(生検)が必要な場合があり、1か所の生検では合計 8,500円程度、2か所だと12,000円程度かかります。
75歳以上の方は胃癌検診は無料で受けることができます。鎮静薬を使用した保険診療では、1,600円程度のお支払いになります。
* 理由は、鎮静薬を使用すると、重症の合併症が起きる可能性があるから、と説明されています。しかし、当院では12年間で胃カメラを一万件以上 行っていますが、重症の合併症は一例もありません。「のど」に違和感を感じて、きつくなりながら検査を受ける方が、「胃カメラ検査を二度と受けたくない」と、思うのではないでしょうか。
作成:2019/6/3 メディカルシティー東部病院 消化器病センター
2019年06月03日【69】
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